簿記は経営にとって必要か

経営者になるために必要な資格はありませんが、知識をもっていた方が何かと役立つという資格があります。
その一つが簿記の資格です。
最近は、クラウド会計などのソフトも充実していることもあり、簿記の知識がなくてもいいと考えてしまいがちです。
今回は、経営者になぜ簿記の資格が必要なのかということについてソフトがお話していきます。

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簿記とは?

簿記は、会社の家計簿と考えると分かりやすいでしょう。
日々の取引を会社の家計簿に記録しておくことで、1ヶ月ごとに集計を行う試算表や年度末に集計をする決算書を作成するときに活用します。
経理業務に関するものは、経理担当者や会計事務所に任せることも可能です。
しかし、会社の損益の状況を把握するためには、簿記の知識がないと理解が難しいのです。
簿記の知識を身につけることで、資産や借金などの状況をスムーズに把握できるので、会社がどのような状態にあるのかも理解しやすくなります。

簿記の知識は経営に必要か

簿記の知識は、試算表や決算書の作成に必要なだけではなく、その帳簿をもとに自分の会社がどのような状況にあるのかを把握することができます。
税務署への申告書は決算書をもとに作成するので、決算書があいまいではいい加減な申告書しか作ることもせきません。
また、資金調達に関しても、会社の財務状況の説明が必要となり、十分な説明ができないようでは、融資を受けることもできなくなってしまいます。
経営者として成功したいのであれば、経理や財務状況に関する知識は必要不可欠でもあります。
簿記の知識が経営者になくても、会計ソフトなどのおかげでなんとなく経営が成り立ってしまうのも事実です。
しかし、会社が成長すればそのような状況では、資金繰りも複雑になってきます。
会社の規模が小さいうちは、経理と財務を一緒に行うこともできますが、会社が大きくなればそれらを分けていかなくてはならない場面も出てきます。
そんな未来の為にも自分の会社を大切にし、今後も継続させていくためにぜひ簿記の知識を身につけるようにしましょう。

簿記は万国共通

簿記は、15世紀半ばのイタリアで発明されたと言われています。
当時は、交易物を金品に交換する商売が盛んで売り上げをごまかす商人が多くその不正を防止する役割も持っていました。
売り手側と買い手側の帳簿を照らし合わせることで不正を見抜くことができたともいわれています。
その後簿記は、世界各国に伝わり経営に欠かすことのできないものとなっていったのです。
簿記は万国共通で、ビジネスの国際ルールにもなっています。
変化が激しく、グローバル化の進む現代において簿記の知識を持つことは、競争を勝ち抜くための武器でもあるのです。